
About
Cotswold Bakehouse とは

20代の頃、イギリスへ留学した際、ホームステイ先のホストはスコーンを焼くベイカーの方でした。滞在はロンドンでしたが、かつてコッツウォルズで長く焼き場を任されていらしたと伺いました。ロンドンでも幾度となくスコーンをいただきましたが、その方の一皿は別格でした。
朝の台所で教わったのは、冷えた粉とバターの扱い、混ぜすぎない勇気、型はねじらず真下に抜くこと、高温で一気に焼き上げること。そんな基本の一つひとつでした。手の温度や生地の手触りまで含めて直伝で学んだ結果、外はさっくり、中はほろりとほどけるクラシックな食感が私の基準になりました。
その学びを日本で丁寧に再現したいと思い、Cotswold Bakehouse を始めました。伝統への敬意を大切に、無添加で、日々のティータイムに寄り添う一品をお届けいたします。



Cotswoldsってどんなところ?
イングランド中部〜南西部に広がる、なだらかな丘陵と石造りの村々が連なる地域です。保護指定ではCotswolds National Landscape(旧AONB)と呼ばれ、約790平方マイルにおよぶ英国最大級の保護景観。2023年に全国のAONBが「National Landscapes」へ名称変更され、国内での重要性が改めて強調されました。
はちみつ色の“コッツウォルド・ストーン”
コッツウォルズの家並みを特徴づけるのは、
オーリティック石灰岩。
地域によって色合いが異なり、北部ははちみつ色、
南へ行くほどクリーム〜グレー寄りに。

石積みの風景
丘を縫うように続く石積みの境界壁は、
コッツウォルズの象徴。
地域全体で約6,000kmに及ぶと言われ、
再生・保全の取り組みも続いています。

羊毛が築いた“富と教会”
中世、上質な羊毛で栄えたコッツウォルズでは、その富で“ウール・チャーチ”と呼ばれる重厚な教会が建てられました。現在も村ごとに立派な教会が残り、往時の面影を伝えています。

ティールーム文化とスコーン
コッツウォルズの楽しみといえばティールーム。紅茶に、焼きたてスコーン+クロテッドクリーム+ジャムの“クリームティー”は定番で、各地のホテルやカフェで味わえます。

やわらかな丘、はちみつ色の石、羊毛の歴史、そしてティールーム。
コッツウォルズは、英国らしさを凝縮した“ゆっくり流れる時間”を味わえる場所です。